下手糞の第一歩「スラムダンク」で再認識

こころ
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やあ~!

くままま 現在、読書週間 真っ只中です

予約していた漫画「スラムダンク」の17巻から最終巻の31巻までを図書館で借りてきました

オットさんと映画を見に行ってから、また漫画を読み返したくなった私たち

胸を熱くさせながら「スラムダンク」を読みふける大人二人…

今 炬燵の上には、いつでも読めるように18巻から31巻までが積まれている我が家です 笑

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イメージと現実

ちょうど22巻を読んでいる時です

下手糞(へたくそ)の

上級者への道のりは

己(おの)が下手さを

知りて一歩目

出典「スラムダンク」22巻 p132 より引用

安西先生の短歌に心が留まりました…

そして、現実の姿を「認めたくない」桜木君の気持ち…


そうなんだよ!

めちゃくちゃ分かるよ~

と思ったから…


あれは、脱髄疾患で入院中のある日 リハビリをしていた時です

・・・・・

左手足が完全に動かない状態から、左手がだいぶ上がるようになってきた頃

理学療法士さんがこう言いました

「くまままさん、目をつぶったまま 両手を胸の位置まで上げて、同じ位置になったと思ったら 止めてください」

指示通りに手を上げる わたし

「目を開けてください」


うそでしょ??

全然違う!!


そこには 左右位置の違う手 が見えました

右手は、指示通り胸の前で真っすぐ伸びています

左手は、その半分くらいしか上がっていない

右手の上がった角度を直角とすると、45度くらいしか上がっていない左手…

嘘だ~~!!

そう思ったことを鮮明に覚えています


もう少し手が上がるようになった ある日…

・・・・・

「くまままさん、目をつぶったまま 真っすぐ両手を耳のところまで上げてください」

目を閉じて、指示の通り 両手を上げる わたし

この状態の写真を撮るように、イモコに言う理学療法士さん

イモコの撮った写真を見てビックリ!

そこには、全く真っすぐになっていない左手の手首 が写っていたのです

外側にくの字に曲がった手首…

いやいや…これは何かの間違いでは?

と思う程にしばらく信じられませんでした

なぜなら、自分では真っすぐに手を上げている感覚 だから


ぶち当たる

自分のイメージと、

現実とのギャップ


頭では、完璧に出来ている

イメージの中では かっこよく決まっている


うわ~自分全然できてないんだ~

全然だめだ…

目の前に広がる 認めたくない現実… 笑


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下手糞な自分を知る

紛れもない事実に直面する

全くできていない自分を直視する

かっこ悪い現状を認める

「出来ている」と思い込んでいる 頭のウソに気付く

そこで初めて始まる

イメージの再構築


全ては、自分を知ることから始まりました

全く思うように動いていない自分の体を、どう動かしたら理想の動きに近づけれるのか…

毎日毎日地道な試行錯誤と感覚入力の繰り返し

それは現在も続くよどこまでも 笑

でも、確実に上達していると思います


「頭はウソを付きます」

リハビリ中、理学療法士さんに言われて今も大事にしている言葉です

くまままの頭のウソは、それはそれはナチュラルに行われます

今の出来ていない状況を目で見る

頭は都合の良い解釈を瞬時に行う

出来ていると勘違いする

気休めの安心をご提供

とまあ、こんな感じに 笑

見ているのに、これでは 見ていないのと同じです


なので、目を閉じる

そうすると、体の感覚に集中しやすくなります

目からの情報を遮断することで、見えない感覚を感じやすくなるのです

どうせ、見ていても頭の思い込みによって勘違いしている…

それなら、見えない状態で感じることの方が信憑性があるなあと思ったものです

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「自分の頭はウソを付く」という事実を認め、また一つ自分を知りました

心も同じ?

これは何もリハビリに限ったことではないと思うのです

生き方や心の取り扱いも下手糞な くままま

日常生活の中で、ふと自分の思い込みに囚われて現実を直視できないことは多々あります

だいたいは今までのパターンで脳内再生されている状態です 

わたしの場合、大体 とっても イヤ~~~な気分 

イヤ~~~な気分イメージは完璧です 笑

もうこれはあれです、イヤ~~~な気分遊びと言ってもいいんじゃない?ってほど長年ループしてきたものの多い事 笑

さあ!この時に、自分の状態を直視するか、しないか、わたし自身が決められるのです!

直視するを選んだ場合…

桜木君状態の「認めたくないゾーン」へ一旦突入 笑

わたしは完璧に出来ている(と思っている)のに、そうではなかった!と言う事実 笑

うわうわうわ~、自分だっさ~

何のせいでもなく、全部自分で仕出かしとんかいっ!と突っ込めたら もうOK

この時に、目を閉じて感じるのは 自分の心

自動再生されている今までのパターン化された感情に振り回されるお馴染みの展開から、

いつもと ちょっと方向性を変えて

自分の本当に望む心の声を選択することも可能なのです

そして、自分の望む心の声にビックリすることも多々ある 笑

今までのパターンと180度違う答えだったりするものだから 笑

まあ、生きている間しか楽しめないのだから いつもと違う選択をしてみるのも悪くないと思うのです

くまままの心の声は大概が楽ちんで楽しいものですから 笑


そんなこんなで

リハビリで体の声を聴くのと、

頭を休めて心の声を聴くことは、

とってもよく似ていると思う くまままです


安西先生の短歌

今一度心に刻んでおこうと思います

下手糞な動きを認めて 今も進化中の左手

下手糞な生き方を認めて 模索し続ける自分の心

上手く出来ないこと、上手くいかないことも沢山ある

でも続けていこうと思うのです

下手糞な生き方ですが、くまままも人生の上級者になれる日が来るかもしれません

あきらめたら

そこで試合終了ですよ…?

出典「スラムダンク」27巻 p148 より引用

安西先生もこう言っていますしね 笑

さあ!「スラムダンク」の続き読もう~っと 笑


最後まで読んでくれてありがとう

今日も素敵な一日を


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