やあ~!
今朝、足の小指を思いっきりぶつけた くまままです
ご自愛タイム
今日は雨
部屋の中に洗濯物を干そうと、ピンチハンガーを手に取り 戻ろうとしたとき それは起こったのです・・・
手にピンチハンガーを持ったわたしは、軽やかにソファのコーナーを曲がります
今日は雨でも気分は軽やか~
だから足取りも軽やか~
スタコラサッサ~
その時、足の小指付近に妙に硬い物が
軽やかな足さばきの瞬間的な加速度を伴ってとんでもない力でぶつかりました
他に別段大きな音がするわけでもなく
わたしのでっかい声だけが部屋に響き渡りました
「痛っっっ!!!」
いったん叫んでから理解しました
ソファの角に足をぶつけた のです
ソファって、すごく柔らかく体を受け止めてくれるものじゃないですか
座ったらね、ほわって沈み込むあの柔らかい感触ね
なのに、角は すこぶる硬いの!!!
気のせいかな・・・
鉄?
石?
いや、ダイヤモンド?
って思うくらいだよ
いやまあ分かっていますよ
ソファの土台の「木」のせいだってね
もうね、裏切られた気分なわけですよ・・・
ソファの概念は柔らかいはずなのに、硬いなんてね・・・
そしてパ~ンともガシャ~ンとも何とも音のしない地味さ
土台の木と、それにまとわれた皮が吸収するのかな
音は柔らかいのね・・・
なのに、謎に派手な痛さ!
ピンチハンガーを引っかける場所はもう目の前・・・
痛みを我慢して、あと数歩進むか?
いや!だめだ!
我慢なんかしやしない!
体が先だ!
ご自愛タイム だ!
説明しよう! 【ご自愛タイム】とは・・・ くまままが行う自分の体を大事にする時間のことである 主に毎朝起きて行う全身をさする行為の事を指すが、このような緊急事態にも効力を発揮する 入院中より続けられている習慣
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ピンチハンガーをいったん置いて足をさする
手で包み込むと温かい
「痛かったね~」
自分に言いながら優しくよしよしとさする
それだけで、何だか落ち着いてくる
痛かったのも治まってきた
体を子供のように大事に扱う
それだけで、何だか満たされていく
自らを愛すると書いて 自愛
手紙の締めの言葉に「お体ご自愛ください」なんてよく書いてはいたけれども、病気を経験するまでは正直 ご自愛 なんてしたことなかったな・・・
もっとやれ~我慢しろ~と自分を追立はしても、よしよしと体を大事にする時間は極めて少なかった過去のわたし・・・
そんなわたしも、病気を経験してやっと
ご自愛 の意味と大切さを学んだわけです
繰り返さないためにも、日々ご自愛です
「痛み」を感じる喜び
今日ぶつけたのは左足
左側は痛みをちゃんと感じる方
「痛い」のって嫌だな~という思いもあります
もし右側だったら、もう少し痛くなかったのだろうな・・・
なんて思いも湧いてくる 笑
右側は脱髄疾患の後遺症で痛覚がまだ感じにくいから・・・
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でもね、痛みを感じることが出来るということは
すごくすごく喜ばしいこと
そうも思うのです
右側の痛みが完全に分からなくなった時、
注射針を刺しても、ベッド柵に挟んでいても、ぶつけても・・・
何をしても感覚が感じ取れなかった
「痛い」とも思わないし「痛くない」とも思わない
何も分からない・・・
何も感じ取れない・・・
痛くないというのは、良いことのようだけれど
それは「痛み」を知っているから・・・
だからそう思えるんだ・・・
「痛い」という感覚があるから、「痛くない」が分かるわけで・・・
「痛み」すら 感じることができる喜び
これは 体あってこそ だから
つまり 生きている ってことだから
心が痛いっていうのもきっと同じなのかもしれないな
「痛み」を知っているということは、それをちゃんと感じたってことだから
感じ取れるということは、とても素晴らしい瞬間
感じ取れるということは、とても豊かなこと
感じ取れるということは、とても幸せなこと
これからも、わたしは時折「痛い」ことに遭遇するだろう
その時は「痛い~~!!」と感じることに目を向けて
「ご自愛タイム」で癒して
「痛い」と感じ取れたことに感謝していたいと思う
それは、この体と心を持ってわたしが今生きているってことだから
皆様もどうぞお体ご自愛ください
最後まで読んでくれてありがとう
今日も素敵な一日を
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