「たすけてほしい」が言える子になりました

こころ
本サイトで紹介している商品・サービスの外部リンクはアフィリエイト広告を利用しています。

やあ~! 

みなさん「たすけてほしい」と言えますか?

「たすけてほしい」が言える子になりました

子供の話ではありません

わたしの話です…(笑)

頼むのが苦手

わたしはもともとの性質上

大概の事は自分でやってしまう

誰かに何かを頼むのが苦手

一方頼まれるのは割と平気

「いいよ~」とさらっと引き受けてしまうタイプです


外に出向くのも好きなので

何かに誘われると大概

「いいよ~」「行く~」


つまり、断ることもあまりしないタイプ

本当に嫌なものはさすがに断りますが、大概は「お!いいね!おもしろそう!やろう!」と思うタイプ

言葉をかえれば 断るのも苦手

お願いチャレンジ

子供が生まれてから

自分でなんとかすることに限界が訪れました

授乳、おむつ替え、寝かしつけ、夜泣き…

子供のお世話で手一杯

いつ寝ていたのだろう…

家事が滞ることも出てきます

頑張ってどうにかなる許容範囲を超えると

思うように進まなくてイライラしてみたり出来ないと悲しくなったり大忙し(笑)


まずは今まで自分がやらなくちゃ!と思い込んでいるものを

夫に頼むことから始まりました


ヘルプをあまり出したことのないあの頃のわたしにっとては「お願いすること」はものすごく高いハードル

謎の恐怖と自責の念と罪悪感が襲ってきます

すご~~く勇気を振り絞って言葉を出す


「洗濯物干すの手伝ってほしい…」


「いいよ~」


何とも拍子抜けするほどあっさりと叶う

そして生まれる気持ちの余裕

洗濯物 そんなことすら頼むのを許可していなかった当時のわたし(笑)

それからあらゆることに対して

あらゆるヒトに対して

おっかなびっくりのお願いチャレンジが始まったのです

悪いなあ~とか、迷惑じゃないかなあ?とかお願いすることを逡巡しますが

勇気を出して言ってみたわたしの大ごと感とは裏腹に

たいていの場合あっさり「いいよ~」と

助けてもらえます


案外頼まれた側はなんてことないのかもしれない…

そう、わたしも頼まれるのは大抵平気だったように…


少し早く結婚をしたわたしの周りには子供を抱えた友人はまだほとんどいなくて

この何とも手一杯な感じと自分の時間の捻出の難しさを分かち合うことが出来ません

誘われても今までのように「行く~」と言えない

自分の中の優先順位は当然子供と家族のこと

だんだん「行きたい」とも思えなくなってきて

お願いチャレンジと並行して断りチャレンジも開始されるようになりました


断ることに慣れていないわたし

またもや同じように謎の感情が渦巻きます

せっかく誘ってくれたのに悪いなあ…

不器用な自分が悪い…

こんなことも出来ないの?…


自分の頭の中の声にだんだん腹が立ってきました(笑)

勇気を出して断ります


「今手一杯で行けない。ごめんね。」


「わかった~」


またもやあっさり(笑)

頑張り屋さんのわたしへ

今思うと 若い考えと言おうか 馬鹿らしいのですが

お母さんだからこうあるべき的な

本来の自分とはかけ離れたものを作り上げて苦しくなっていたように思います

今までお母さんになんかなったこともないのだから全てが初めての体験

上手くいかなくて当然だよ と

出来ない自分を責めなくてもいいよ と

毎日やってたら勝手に慣れていくから大丈夫だよ と

もっと力を抜いてまずは自分を大切に と

十分よくやってるよ って

無理やり背伸びしていた頑張り屋さんの若かりしわたしに言ってあげたい…


困ったときにはヒトに助けてもらっていいんだよ

無理しないで断ってもいいんだよ

今のわたしにちょうどいいことを選んだらいいんだよ

「たすけてほしい」が言える子に

もちろんお願いをしても、相手のタイミングや気持ちが違ったら断られることも当然あります

そんな時にはもう一度違うヒトに再チャレンジ

おっかなびっくりからだいぶ根性がつきました(笑)

自分に断ることを許可したら、他人に断られても OK~とあっさりいられる

自分に許せていることはヒトにも許せるのかな…

そうやってだんだんと

ヒトに頼ることや断ることなどに許可をだし

今の自分にちょうどよいものを選べるようになっていったのですが

何せ元来の性質上 頼まれごとにあまり抵抗がないので気軽に引き受けることも多々あります

余裕があるからと引き受けたのになんだかそれでまた手一杯なんてことも(笑)

まあこれもやりたいことだからと出来ているうちはそれでよかったのです


が、


やってきました脱髄疾患!

体は思うように動かないは、すぐ疲れるは

本当に自分のことしか…いや自分のことすらできなくなる時が訪れました

手伝ってもらわなくてはどうにもなりません

この時にちゃんと自覚しました


たすけてもらっていい


そして、いままでの地道なチャレンジがここで功を奏したのです

わたしはとうとう

「たすけてほしい」が言える子になりました

祝!!


今では夫にはもちろんですが、子供たちにも大いにたすけてもらって どちらがお母さんなのかわからない(笑)

そんな日常です

でも

こんなわたしでいいじゃない 

と思えている今は幸せだなあとも思っています


そして元来の性質もそうそう変わるわけではありません

でも少し解釈は変わりました

持ち前の性質は清濁併せもっているものです

大概のことは自分でやりたい 

→ これはリハビリの向上にとってもプラスに働いた性質

困っているならたすけたい 

→ 体が動かなくても心で言葉で態度で出来ることがある どんな状態になっても貢献したい気持ちは無くならないものですね


こんなわたしもいいじゃない

(笑)


ヒトはたすけてもらわなくては進めない場面が時としてあります

小さな時… 悩んでいる時… 病気になった時… 老いて動けなくなった時…

わたしも今後再発があってまた動けなくなることもあるかもしれません

そんな時には思い出したいと思います


「たすけてほしい」と言えることを

たすけてくれるヒトが必ずいるということを

決して一人ではないということを


最後まで読んでくれてありがとう

今日も素敵な一日を


広告

↑クリック・タップすると【GREEN SPOON】のサイトへ移動します

◎美味しく野菜を食べて健やかにお過ごしください

コメント