ランから思う【足るを知る】

やあ～！

くままま、縁側でランの日光浴をしています

足るを知る

去年、父母からプレゼントしてもらった胡蝶蘭

花が終わってから鉢の植え替え作業

また花が咲くのを楽しみに水やりをして葉っぱだけの植物を育てています

それが！です！

大事に水やりをしていた甲斐があり、びよ～～～んと花芽が出てきて最近つぼみが現れたのです！

ああ～開花が楽しみだな～

と、心待ちにしていた矢先・・・

つい先日のこと・・・

床に落ちている何かを発見

それは・・・なんと！

ランの花芽の先っちょ！

なぜ！

なぜこんな姿に！　泣

びよ～～んと伸びた花芽の途中でポキッと折れていたのです

原因はランの鉢付近に置いてあったハンガーラック・・・

可動式のこれは雨の日には部屋干しに使用

このラックが伸びた花芽に当たって負荷をかけてしまった様子

これからまだまだ伸びていきそうだったのに・・・

ショックを隠し切れないくままま

折れた方のつぼみは５つ！

先は別で水に浸けてみてはいますが、咲くかは不明・・・

残ったのは３つのつぼみ！

でも、残ったつぼみは元気そう

残ったつぼみを大事にしよう

３輪でも花が咲いたら綺麗はず

咲いたら嬉しい

咲いてくれ！

そう思ったのでした

思えば、なんて勝手なのでしょう・・・

たくさんあるのに、もっとあればいいと思い

少なくなれば悲しくなる

少なくなれば大事にしようと思い

なくなることを恐れる

「足るを知る」

そんな生き方がしたいと常々思っているくまままですが、

老子先生のおっしゃるようにはなかなか生きられません　苦笑

でも、

この考え方は、とても好きなのです

欲求というものは、際限がありません

無い無い無い…

もっともっともっと…

欲しい欲しい欲しい…

終りがない、きりがない…

でも、ひとたび「ある」ものに目を向けると

あら不思議・・・

わたしは沢山のものを持っていることが分かる

わたしは沢山恵まれていることが分かる

わたしは沢山「ある」ことが分かる

ひとえに感謝するしかない状態にある

感謝することばかりに囲まれている状況って

もうすでに幸せでしかない

体が動かなくなった時、

どんどん体の機能が失われていく中、

「ない」ものに目を向け続けていたら

本当にしんどかったと思うのです

もちろん一旦は「ない」状態を直視してかなり絶望します

左手足は動かない

自力で動けない

歩けない

自力で排泄できない

左側の感覚が分からない

右側の痛み、温冷感が分からない

・・・

でも、いつまでもそうはしていられない

「ない」を認めたら

「ある」ものに目を向ける

目が見える

耳が聴こえる

香りが分かる

おしゃべりできる

頭で理解できる

右手で触れる

生きている

愛する人に囲まれている

共に生きていたい思いがある

・・・

まだまだ自分には残されたものがある

わたしは沢山「ある」ことに気付けたのでした

「足るを知るものは富む」

日常という自分の置かれた状況

今経験していること

その中の些細な幸せを感じること

その中に溢れる豊かさを実感すること

その中で感謝して生きていくこと

欲望まみれのくまままですが

生活の中に潜んでいる

小さな小さな　とっても些細な

もうすでに「ある」幸せ を

これからも感じていきたいなあと

ランに日光浴させながら思ったのでした

幸せはヒトの数だけきっとあるでしょう

それって、ヒトの数だけの日常があるからで…

あなたが生きてくれたからその幸せはあるわけで…

だから、

今日も生きてくれてありがとう

あなたが今日感じた幸せは何ですか？

最後まで読んでくれてありがとう

今日も素敵な1日を

↓胡蝶蘭花が終わったら植え替えて、次の花を楽しむ↓

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